■ 自由という名の「拷問」と、化石になったアヒル
私は「収納バイヤー」です。 世の中のあらゆるスキマを埋め、モノを整えることを生業にしている人間です。
そんな私が、家の洗濯機の上にある「棚」の前で、数年間立ち尽くしていたことを懺悔させてください。
洗濯機の上。あそこ、なんなんでしょうね。 広大なスペースがあって、「さあ、ここに洗剤でもタオルでも、好きなものを置いていいのよ」と微笑みかけてくる。
でも、収納難民にとって「自由」ほど残酷なものはありません。
「何でも置いていい」と言われた結果、正解がわからなくなり、思考停止した私の家の棚には、何があると思いますか?
幼稚園時代のお風呂のおもちゃです。
子供はもう小学生になっているのに、あのアヒルだけが時を止めたまま、ずっと私を見つめている。 捨てるタイミングを逃したのではないんです。「ここに何を置くのが正解か」悩み続けていたら、アヒルを退かす理由すら見失ってしまったのです。
「プロが聞いて呆れるわ」
そんな迷宮入りしていた私に、Echoは革命をもたらしました。 彼(ラック)には、最初から「バスケット」がついていたからです。
これは単なるカゴではありません。 「ここには、洗濯物を溜めるんですよ」という、神の啓示です。
棚という「白いキャンバス」を渡されて途方に暮れていた私に、彼は「塗り絵」を渡してくれた。 「ここに服を入れればいい」 その圧倒的な「正解」が提示された瞬間、あのアヒルはやっと旅立つことができたのです。
■ 床を占拠する「カゴ」という名の妖怪
そもそも、我が家の脱衣所には長年、ある「呪い」がかかっていました。 「洗濯カゴは、床に置くものである」という呪いです。
これがもう、本当に、地味〜に生活のHP(ヒットポイント)を削ってくる。
お風呂上がりに足をぶつけては「邪魔やな!!!!!」と一喝し、 掃除機をかけるたびに「よいしょーっ!」と持ち上げなきゃいけない、あの数秒のロスタイム。
私は収納バイヤーです。 人様には「床にモノを置かないのが鉄則です(キリッ)」なんて偉そうなことを言っておきながら、自分の家の脱衣所は、床面積の奪い合いで敗北していました。
そんな理不尽さに震えていた私に、Echoは言いました。
「太田さん、浮かせればいいんですよ」
■ 革命:バスケ選手になった私と、浮いたカゴ
Echo(彼)の最大の功績は、棚板ではありません。 もちろん、木目調の棚はおしゃれです。突っ張り棒は頼もしいです。 でも、そんなことは些細な問題です。
真の革命は、「カゴが、浮いている」。 この一点に尽きます。
見てください、この重力から解放された姿を。 スチールのシュッとしたフレームに支えられ、カゴたちが宙に浮いています。 しかも、ただ浮いているだけじゃありません。少し手前に傾いて、「さあ、僕に脱ぎ捨ててください」と言わんばかりの角度で待機している。
靴下を脱ぐ。投げる。入る。 気持ちいい。
もはやこれは家事ではありません。スポーツです。NBA選手がブザービーターを決める時、きっとこんな気持ちなんでしょう。 「かわいいは正義」と言いますが、脱衣所において「かわいいは清潔感」であり、「ナイスシュート」なのです。
■ そして、床は「更地」になった
カゴが浮いたことで、私の家の脱衣所の床は、完全なる「更地」になりました。
ルンバもクイックルワイパーも、かつてないスピードで洗濯機の下を滑走していきます。遮るものは何もありません。
「床が見える」
ただそれだけのことが、こんなにも心を軽くするなんて。 これは単なる収納ではありません。「床の解放運動」なのです。
私は、1万5千円でランドリーラックを買ったのではありません。 「床の自由」と「投げる快感」を買ったのです。
もし今、脱衣所の床に転がるカゴを見て「邪魔だなあ」と1ミリでも思ったことがあるなら。 あなたも参加しませんか? この、バスケット革命に。
■ (おまけ)バイヤーとしての冷静な推しポイント
感情が爆発してしまいましたが、最後にプロとして冷静にスペックも補足しておきます。(急に真面目)
- 突っ張り式でスリム: 脚元がガタつかないアジャスター付き。防水パンの枠にも乗せられるので、狭い賃貸でもいけます。
- カゴが2個付き: これ重要。別で買わなくていい。しかも白物・色物で分けられる。
- 高さ調節の自由度: 棚もカゴも、好きな高さに変えられます。自分の身長や、洗濯機のフタの開け閉めに合わせてカスタマイズできるのが地味に優秀。
「生活のバグ」を直したい方、ぜひチェックしてみてください。
今回も人様の動画をお借りしてます!天才やん
レビューはこちらから↓

遊び心×収納ゆうわけですな
オイラーさん!いい言葉をありがとうございます!
この人センスやわぁ、今度飲みに行こ。